北海道旅行記 (9)

　「あと3分で発車」のアナウンスがあったその3分後、
　16時20分、定刻通り寝台特急カシオペア号は発車した。
　13番線ホームで感じた "拍子抜け" 同様、発車も呆気ないものだった。

　発車後まもなく、
　アテンダントの女性がウエルカムドリンクの注文を聞きにやって来た。
　
　すかさず、「記念に写真を撮らせてください」とお願いする。
　ハッキリとした了解を得られたのか得られないのか分からぬうちに、
　パチリッ！（ひどっ）

　　
　夕張メロンキャラメル、モーニングコーヒー券、温かいお茶を頂く。

　『それではカシオペアの旅をごゆっくりお楽しみくださいませ』

　はいっ！ ありがとー！

　上野を出て最初に停車したのは大宮駅だった。カシオペア号が停車したホームは
　次にやってくる普通列車を待つ人の列が幾列も延びていた。
　我々は２階席で良かった。 おそらく、1階席だとホームから丸見えなのだろう。

　そうそう、カシオペア号車内の気温は20℃、湿度35%だった。
　（↓この写真のときは湿度42%くらい。ここからさらに下がって安定した）
　

　準備のいい相棒。車内の乾燥から喉やお肌を守る霧吹きを持参。
　
　濡れタオルも干しておいた。

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