ベッドをたたんでいると、シートの脇に、私が沼津のデパートでもらってきたのと
同じJTBのパンフレット「カシオペア号で行く北海道フリープラン」が落ちているのを
見つけた。ピンクのマーカーで出発日や利用するホテルがチェックされていた。
我々の3日前にこの部屋を利用した方が落としていったらしい。
登別温泉のホテルにも泊まったのかぁ。いいなぁ。
カシオペア号が恵庭市近辺を通過しているときに、
車窓から「坪7.5万円より分譲中」の立て看板が見えた。安っ!
しかし、そこら中で朝から雪かきをしている住民の姿が見えたし、
暮らしていくのは大変そうだ。
札幌駅まであと少し。
車内放送で、「寝台特急カシオペア号」のオレンジカードと、
「青函トンネル通行証を象った」オレンジカードの2枚セット(\2,000)を
車掌さんが各部屋をまわって販売すると言っていた。
がしかし、いくら待っても売りに来る気配はなかった。
札幌駅到着5分前くらいに、荷物を持ってデッキに移動した。
デッキから車掌室の扉が開いているのが見えた。
車掌室を覗くと、札幌到着のため忙しそうにしていた車掌さんの姿があった。
お忙しいとは思ったが、2度と買うチャンスがないかもしれないので、
「お忙しいところすみません。
先ほど放送していたオレンジカードが欲しいのですが」
と声をかけた。(ひどっ)
っで、買うことができたオレンジカードがこれ。
そして、札幌駅の5番線に到着。
札幌は雪だった。
こうして、
16時間34分の寝台特急カシオペア号の旅は無事終了した。
初めての寝台特急体験、楽しかったぁ〜!
■旅の情報
北海道・札幌
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北海道・小樽
北海道・登別
北海道・洞爺湖
北海道・富良野
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