ハワイ旅行記 (27)

　ほぼ定刻通り、搭乗が開始された。搭乗ゲートに検査官が一人いて、無作為
　に乗客をピックアップし、手荷物を開けさせての検査とボディチェックを行って
　いた。我々は悪人顔に見えなかったからなのか、検査官に選ばれることもなく、
　搭乗することができた。（本当は検査官と目を合わさないように、それでいて
　変にうつむくのではなく、というふうにしていたのだ ）

　搭乗した飛行機。
　　　

　今度の飛行機(翼にJA608Aと書かれていた）にも座席に液晶モニターが付い
　ていた。今回は正常に動作したのだが、映画を観るにはモニターまでの距離が
　近すぎて見にくかったので（私はそう感じた）、音楽を聴いていた。
　（帰りの便も満席状態だった）
　
　ハワイを飛び立ってどのくらいたった頃だろうか？ 少し離れた席に見覚えの
　ある御一行が座っているのに気づいた。そう、あれは、往きの飛行機で体調
　を崩された方と、その関係者の方々ではないか。我々と同じ日程でハワイを
　訪れていたらしい。

　離陸から2時間ほどして、ミールサービスが始まった。
　　
　帰りの便の方が行きの便で食べた機内食より美味しかったように思う。
　●左側
　　前菜（チキン、サラダ）
　　ビーフの焼き肉和風ソース（ライス付き）
　　四季の麺（うどん）
　　デザート（チョコケーキ）
　　テーブルロール

　●右側
　　鱈とエビのクリームソーストマト風味

　四季の麺の薬味として小袋入りの"わさび"が付いていたのだが、我が街沼津
　市のお隣、三島市の万城食品の小袋入りわさびだったのは見逃さなかった。
　だからなんだ！ということかも知れないが、この会社の前を車でよく通るので
　おっ！っと思った訳なのだ。（ただそれだけ）
　更に言わせてもらえば、往きの便の小袋わさびは長野県の会社のものだった。

　私とは通路を挟んだ隣に座っていた男性、運悪く連れの女性と並んで座ること
　ができなかったようだ。このカップル、ミールサービスのときに男性の前の座席
　に座っていた連れの女性と通路上に身を乗り出してワインで乾杯してたっけ。
　（あつあつ・・・。うちなんか、隣に座ってたって乾杯などしやしない！）

　話題のエコノミー症候群予防のため？の体操を、天井のモニターに映し出され
　る映像を見ながら行う乗客たち。やはり、皆さん気になるようだ。
　

　ライトミールサービス。
　
　ハムサンド、フルーツ、コーヒー

　何のアクシデントもなく、予定到着時刻より20分ほど早い、約8時間の飛行を
　終え無事、成田に到着した。
　

　大きな荷物は、成田空港からクロネコで自宅に送り（往復空港宅急便にして
　あった） 、来たときと同じ乗り物で家路に就いた。
　夕方にたどり着いた三島駅で手荷物をコインロッカーに預け、
　「日本に帰ってきたらラーメンでしょう！」
　ということで、歩いて三島のラーメン屋鈴福まで行き、手打ちラーメンと餃子
　を食べた。
　う〜ん、うまいっ！やっぱり日本で食べるものが一番っ！！

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　　　それとも、行かずに買うか、
　　　はたまた、何かのアリバイ工作のために買うか？ (笑)